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山本美香が残した最後の動画 [社会]

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8月20日、シリアで起こった銃撃に巻き込まれて亡くなった女性ジャーナリストの山本美香さんが最後に撮影された映像の動画が公開されました


映像の動画では、子供や女性といった市民が暮らしている様子と山本美香さんが狙撃された瞬間とみられる映像が映っていました


山本美香さんは、同僚のジャーナリスト・佐藤和孝さんと一緒にトルコからシリア北部・アレッポに入り、20日の午後3時頃、至近距離からの狙撃で銃弾が首に当たり死亡しました


その当時の動画はこちらです



山本美香さんが残した戦争へのメッセージ


長崎県の雲仙普賢岳の噴火取材が大きな転機となった。
突然命を奪われてしまう、大切な人を失うという点で、
『災害報道』から『紛争報道』につながっていった。


戦場ジャーナリストになるきっかけ
誰かが記録していく必要があると常に思っていて、
伝えることで戦争は早く終わるかもしれないし
拡大を防げるかもしれないので、
時に過酷な状況はあるが伝え続けていきたい。


ありのままを伝えたい。
センセーショナルじゃなくても、“本当”のほうが大事。


人間のモラルを打ち砕く『戦争の事実』を暗闇に葬ってはいけない。


やはり自分の専門は紛争地帯。
ギリギリの取材をし、きっちり帰ってくる緊張感が好き。


たくさんの人の死を見聞きしても
「自分は死なない」と暗示をかけています。
…生きて帰ってリポートするのがお仕事だから。


一人の人間として世の中が平和になってほしいとつくづく思う。
今後も、戦争から逃れられない市井の人々の苦労や訴えを正直に伝えていきたい。


アフガニスタンの遺跡での山本さん
戦争は遠い国のことだと思っていませんか?
現代は、一日半あれば地球の反対側の国へ着いてしまう時代です。
国と国との距離が縮まっているのに、心の距離はどうでしょうか。


戦場で命を失うのは兵士だけでなく、みんなと同じ子どもたちです。
戦場で戦わなければならないのは、大人だけでなく、子どもたちです。


人間はひとりひとり違っているからこそ、
豊かな関係を築いていけるのです。
誰もが違いを学び、他人を理解しようとつとめることで、
価値観の違いを乗り越えることが出来るのではないでしょうか。


日本は本当に「平和」で、平和ぼけだけれど、
それはもっともっと自慢してよいことかも知れない。







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